(W1)建設工事の担い手の育成及び確保に関する取組の状況

(W1)建設工事の担い手の育成及び確保に関する
  取組の状況

 

 

こちらは、「自社の労働福祉状況」を表すと
いわれていた評価項目です。令和5年の改正
により「ワークライフバランスに関する取組」
が追加されました。また未加入のときに大き
く減点される項目が社会保険(雇用保険、健康
保険、厚生年金保険)です。また、加入義務が
あるにもかかわらず未加入であれば、現行建設
業法に違反するため許可されませんし、建設業
許可がされないと言う事は経審も受けることが
できません。

 

 

そのほか退職金制度や上乗せ労災への加入など
、労働者が安心して働ける環境が整えられてい
るかどうかいった、建設業者の労働福祉に関す
る取組が評価されます。

 

 

 

(W1)建設工事の担い手の育成及び確保に関する取組の状況/点数表

審査項目 点数 P点換算 備考
雇用保険加入の有無 ▲400 ▲53 減点評価項目
健康保険加入の有無 ▲400 ▲53
厚生年金保険加入の有無 ▲400 ▲53
建設業退職金共済制度加入の有無 150 20 加点評価項目

退職一時金もしくは企業年金制度
導入の有無

150 20

法定外労働災害補償制度加入の有

【要件】すべて満たすこと
1,業務災害及び通勤災害を担保している
2,直接雇用関係にある職員および下請人
  の直接雇用関係にある職員を対象
3,死亡および障害等級1~7級までにか
  かわるすべての身体障害を担保
4,すべての工事現場において適用される
5,審査基準日時点で保険契約等を締結済
6,法定保険である労災保険に加入済

150 20

若年の技術者及び技能労働者の育
成及び確保の状況

【解説】←クリック 20~0 3~0

知識及び技術又は技能の向上に関
する取組の状況

100~0 13~0

ワークライフバランスに関する取
組の状況

50~0 7~0

建設工事に従事する者の就業履歴
を蓄積するために必要な措置の実
施状況(建設キャリアアップ制度)

【解説】←クリック 150~0 20~0

※P点(総合評価値)換算は令和5年8月以降の換算係数で算定
※点数×0.875=W評点 W評点×0.15=P点換算